【登録車(普通・小型)】車検証をなくした!自動車検査証再発行手続きの方法&流れの解説。

車検証再発行手続きが行える場所

ナンバーを管轄する運輸支局(または自動車検査登録事務所)です。他の運輸支局ではできません。例えば、神戸ナンバーの車検証を姫路や大阪の運輸支局で再発行手続きをすることは出来ません。

神戸ナンバーであれば兵庫運輸監理部兵庫陸運部で手続きをします。

自動車の使用者だけで手続き可能

名義変更などの手続きは自動車の所有者が手続きを行う必要がありますが、車検証の再発行の場合、使用者だけで手続きをすることができます。所有者が再発行手続きに絡むことはありません。

行政書士等の代理人に手続きを依頼するときも使用者が委任状を書きます。

車検証再発行手続きの流れ

STEP
1
必要な書類を記入する
手数料納付書
申請書(OCR第3号様式)
委任状(代理人に手続きを頼むとき)

手数料納付書と申請書は運輸支局で配布しています。
窓口に書類を提出する

申請手数料は300円です(2021年2月現在)。登録印紙を販売している窓口で支払い、手数料納付書に印紙を貼り付けます。
再発行された車検証を受け取る

以上です。

手続きをする運輸支局によっては車検証再発行が必要な理由を書く「理由書」の提出を求められることもあります。必要な用紙は運輸支局の窓口で配布していますので、その場で記入してください。(例:紛失のため、汚損のため、盗難のため...等)

車検証再発行手続き書類の記入例

赤色で記入例を示していますが、黒ボールペンで記入してください。

手数料納付書

手数料納付書記入例(車検証再発行)

「自動車登録番号」はナンバープレートの番号を記入します。

「所有者又は使用者の氏名」は、使用者の名前を書きます。

「申請人又は申請代理人」は使用者本人が窓口で手続きをするときは自分の名前を、代理人が手続きをするときは代理人の名前を記入します。

手数料納付書の右上辺りにある「自動車検査証」という項目の、「自動車検査証再交付」というところにチェックを入れます。

手数料300円分の印紙を販売窓口で購入して貼り付けます。

OCR第3号様式 車検証再発行の記入例

車検証再発行時のOCR第3号様式記入例

赤丸で囲んだ部分を記入します。マスの部分は鉛筆で、署名欄は黒ボールペンで記入してください。

用紙の一番上の「自動車検査証再交付」というところにチェックを入れます。その下にある「業務種別」のマスには再交付の番号である「3」を記入します。

次に、自動車登録番号の項目を記入します。自動車登録番号とは、ナンバープレートの番号のことです。左詰めで記入します。地域名の後の分類番号にローマ字が含まれる時(上図の例では30P)はローマ字を書いたマスの下を黒く塗り潰して下さい。

申請人の項目は「使用者」に記入します。

申請人の住所は再発行前の車検証に記載されていた住所を記入してください。途中で住所が変わっている時はあわせて住所変更の手続きをしておくことをおすすめします。

用紙右下、代理人の項目は代理人が申請する時のみ記入します。

委任状

申請書(OCR第3号様式)に使用者が署名・押印していれば委任状は省略可能です。

委任状を作成する場合、専用の用紙があるわけではありません。

委任事項(自動車検査証再交付)、委任した日付、使用者の住所・氏名・押印、代理人の住所・氏名が備わっていれば有効です。押印は認印でかまいません。